ごあいさつ
  1. 音楽と右脳
  2. 人間には別の学習回路がある
  3. 脳が悪いのではなく耳が悪かった
  4. 脳内エネルギーの90%は音から生み出される
  5. 8000Hz以上の音は胎内回帰の音
  6. 音楽は耳をつくりなおす
  7. モーツァルトの交響曲を聴かせると質のよい乳が出る
  8. モーツァルトの音楽と作業効率
  9. 音楽熟成によって会社の波動がよくなる
  10. 音楽熟成協会が立ち上がる




日本音楽熟成協会前会長
(故) 七田 眞
(しちだ・教育研究所前会長)

前会長七田眞先生のメモリアルホール完成!!

音楽と右脳
 音楽と右脳は深い関係があります。音楽は人間 の深い潜在脳に直接届く働きがあるので、潜在能力が非常に活性化しやすいのです。そこで、音楽を使って右脳開発をするのが最も簡単で効果が高いのです。右 脳というのは潜在脳と深く結びついていて、音楽は聴覚野を通して脳の深層部への回路を開くからです。



人間には別の学習回路がある
 人間は別の学習回路があるのに、より有効な方 を使っていないのです。視覚中心の学習法に重点を置きすぎ、音楽を利用した聴覚学習法のことを知らないでいます。目より耳に働きかけるのがよいのです。耳 は右脳を活性化する秘密の司令塔なのです。人間には顕在意識と潜在意識とがあって、顕在意識の働きは人間が持っている脳力の、せいぜい3%といわれます。 これに対して潜在意識は全知全能と言われるくらい、非常に優れた脳力を秘めているのです。潜在意識の働く中心は間脳にあります。間脳にはすべての神経が集 まっており、ここが人間の神秘な脳力の源泉地なのです。音楽はこの間脳にストレートに情報が入っていく道を開くのです。間脳には高次エネルギーの働くシス テムがあり、音楽はこのシステムに点火します。そこで、頭の働きに障害を持つ子どもたちに音楽を聴かせると、脳の司令塔である間脳を活性化するので、不思 議なことが起こります。学習障害を持つ子どもは、大抵聴覚障害を持っています。耳がうまく機能しないので学習がうまくいかないのです。音楽を聴かせると、 耳が開き、聴力をとり戻すので、学習がスムーズに行えるようになり、単語しか言えなかった子どもが文を話すようになるという奇跡が起こります。



脳が悪いのではなく耳が悪かった
 学習に障害を持つ子は頭が悪いのではなく、耳 が悪いのです。耳こそ脳力の源泉なのです。よい音楽を聴くと、耳がだんだんと改善され、特に高周波が聴きとれるようになると、どんどんと脳が元気になって いきます。脳内のエネルギーが活性化するのです。実際子どもに高周波音のよく出ている音楽(特にモーツァルト)を聴かせると、顔色がみる間に明るくなって いきます。障害児のクラスに音楽を流すと、落ち着きのない子どもたちが、きちんと机に座れるようになり、学習がスムーズに進み出します。高齢者が高周波の 音を聴かないと、きちんとした言葉がしゃべれなくなったり、エネルギー源としての高周波音が脳に行かないので、脳が急激に活力を失っていきます。テレビの 音は周波数特性が悪く高周波音の出ないものが多いので、見ている人に高周波のエネルギーを脳に送ることができなくて、脳の活力を失わせます。逆に、耳に障 害を持つ子どもでも、耳の遠くなった老人でも、モーツァルトを聴かせると、聴力が改善され、高周波音が聴こえるようになって、脳にエネルギーが供給され、 若返っていきます。



脳内エネルギーの90%は音から生み出される
 脳のエネルギーの元になる音は高周波音なので す。逆に低周波音は耳にあまりよくありません。高周波音を聴くと、これまで働きの悪かった聴力が改善されます。耳を悪くすると、脳のエネルギーの取り入れ 口が悪くなるということですから、問題を生じるのです。音響心理学者で言語学者のフランスのアルフレッド・トマティスによると、耳の器官の一部は脳にエネ ルギーを送る発電機の働きをしているということです。脳は脳内エネルギーの90%を耳から調達し、血液などから調達しているのは残り10%に過ぎないとい うのです。脳のエネルギーとなる音が、高周波だとトマティスは言います。その、脳によい高周波音をたくさん含んだ音楽がモーツァルトの音楽だとトマティス は言います。トマティスは、騒音から楽曲、古典から近代音楽、極東からインド、アフリカの音楽まですべてを調べ、どれもがモーツァルトには及ばないと言っ ています。そうして、モーツァルトの音楽は、閉ざされた耳を開く働きがあるとしています。モーツァルトの音楽は、8000Hz以上の高周波音をよく含み、 これが耳にエネルギーを与えるよい音楽だと言うのです。



8000Hz以上の音は胎内回帰の音
実は、人間の胎児がお腹の中で聴いている音は、 8000Hz以上の高周波音だと言うのです。8000Hz超の高周波音を聴くと、脳は活性化され、α波が誘発されます。同時に右脳の潜在能力が目覚め始め ます。モーツァルトの音楽は、倍音がよく出る、20000Hz超の、人間には聴くことのできない高周波音がたくさん含まれるということです。胎児はそのよ うな高周波音を聴いて育っており、8000Hz以上の音は胎内回帰の音だと言うのです。人間は、生まれたときは150Hzから20000Hzまでの音を聴 く力を備えています。けれども耳には生活の中で聴かない音は聴きとることができなくなるという性質を持っており、日常生活の中で高周波音を聴く環境がない と、高周波音を聴く耳は閉ざされていくのです。耳には外耳、中耳、内耳とあって、それぞれ違う働きを分担しています。この内、中耳は聴き慣れない音や、嫌 な音は取り入れないというフィルターの働きをしています。中耳が“耳の関所”としての働きをしているのです。これは、聴きたくない音を聴かないということ ではなく、より効率的に耳を働かせるために、対応域を限定するために起こる現象であるとも説明されています。いずれにせよ、人間は胎内にいた頃、もしくは 誕生直後には、音を完全に聴きとる耳を持っていたのに、加齢と共に、聴こえない音ができてきます。言い換えれば耳が閉ざされていくのです。この閉ざされた 耳を開くには、胎内回帰音を聴かせればよいというのが、トマティスの発見です。

日本音楽熟成協会
 ▲HOME 
 Copyright (C) 2003 ONGAKUJYUKUSEI . All Rights Reserved.