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米で10人死亡か ホメオパシーでFDA調査

 「ホメオパシー」と呼ばれる代替医療で販売されている幼児向けの薬で、過去6年間に10人が死亡し、約400人が健康被害を受けた可能性があるとして、米食品医薬品局(FDA)が14日までに調査に乗り出した。

 調査対象となっているのは、ホメオパシー薬を手掛ける米ハイランド社が製造、販売する幼児用の製品。歯の生え始めの痛みを和らげるとしているが、FDAは死亡のほかに昏睡(こんすい)状態、嘔吐(おうと)などの報告があると指摘している。

 FDAは9月30日、消費者に利用の中止と廃棄を勧告する声明を発表。これを受け、米薬局大手CVSヘルスは、全ての関連商品を店舗から撤去した。

 健康被害の理由は調査中だが、FDAが2010年に同社の製品に出した警告では、ナス科植物で強い毒性を持つ「ベラドンナ」の成分を含んでいると指摘した。

 ハイランド社は「現時点で商品と健康被害を関連付ける医学的、統計的な証拠は示されていない」と反論する声明を出した。

 日本では09年に生まれた女児に、山口市の助産師が必要なビタミンKを与えずホメオパシーで使う錠剤を投与し、ビタミン欠乏性出血症で死亡させたとして、母親が助産師に損害賠償訴訟を起こした。(共同)

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