ノートPCの選び方

情報系の講義やゼミにはノートPCを使うものがあります。 購入のためのアドバイスをまとめました。これを参考にして購入してください。

パソコンを手に入れたら,こちらの「PCでプログラミング」のページを参考にして,プログラミング環境の構築を行ってください。


大事なこと

現代社会学部の情報課程では,ノートPCを使う授業や演習が沢山あります。 通学の時にそれを持ち運ぶのですが,重いために授業に持って行くことが億劫になってしまう 学生が見受けられます。あれこれ機能を欲張って,それでいて値段の安いものを 買うと,たいていは重くてかさばる機種になってしまいます。

典型的なものは「国産メーカーで6万円以下で光学ドライブも付いていて 15.6型ワイド液晶」とい うタイプです。お得と思って飛びつくと後で苦労します。すると,こんなことになっちゃうのです。


この絵を見て,やばいサイズと重さを知っておいて下さい。よくある液晶サイズが 15.6インチのものは 大きすぎて,ほぼ間違いなく重すぎます。

それを避けてノーパソをキャンパスで持ち歩くかっこいい女子大生活を送るには, 次のような選択肢があります。

なお,最後に機種をいろいろ挙げておきましたので,考える参考にしてください。


これだけは必要

できればその方がいいというもの

ハードディスク容量
120GB以上あれば問題ありません。今時はこれよりも大容量の製品が ほとんどなので,気にする必要はありません.
メインメモリ は最低 2GB
メモリが不足するとコンピュータの動作が遅くなり,「重く」なります。 多いに越したことはないのですが,最低 2 GB で, できれば4 GB ほしいところです.

これはなくてもよい

Microsoft Office
Word や Excel を含むパッケージのことです。プレゼン用の PowerPoint まで含めたパッケージ(Office Home and Business)は, 3万円近くかかります。 しかし,LibreOfficeでほぼ完全に代用できるので, MS Office なしで買っても全く問題はありません。
光学ドライブ
DVDや Blu-Ray ディスクのドライブのこと。 内蔵している機種だとやや重くなる,あるいは値段が高くなります。 頻繁に使うものではないので, ドライブだけ外付けで買ったほうがお得です。 DVDドライブは2,000〜3,000円,Blu-Ray ドライブは 8,000〜10,000円前後です。

選び方について

どんなOSとマシンにするか

OSとしては下にあるように Windows 7, 8 または 10 ,あるいは Apple の MacOS X が,購入対象です。

Windows 7, 8,10
普通のWindows機のOSです。
MacOS X(テン)
アップルのパソコン(MakBook Air/Pro ,iMac など)の OS です。 デザイン,画像の質など全体に完成度が高く,プログラマーやデザイナーがよく使っています。 値段は9万円から20万円程度です。
Linux
インターネットに公開されているフリーで無料の UNIX です。 普通のPCにインストールして,別のコンピュータに「変身」 させて使うものなので,買ってくるものではありません。下に説明があります。

ネットを利用する

サイトの情報

Windowsのパソコンであれば,価格コムのノートパソコンのページなどでまず見ていくとよいでしょう。 MacBook であれば,Appleのホームページで見ましょう。学生割引があるので見落とさないように。

通販で買うほうがよいこともある

ノートパソコンは非常に機種の更新が速く,次から次に新しい機種が出ています。 またメーカーも機種もとても多く,量販店でも十分な品揃えはできません。 なお,店頭販売ではMS Office同梱のものが多く,その場合は値段に転嫁されています。 注文してから納品までの時間もせいぜい2日ほどですので, 通販を利用して買うことはお勧めです。

仕様の見方

パソコン選びには仕様を見ることが大切です。仕様はスペック(Specifications: 複数です!) ともいいます。実際の商品の例を見ながら下の説明を読んでください。

ディスプレイ
画面の対角線の長さをインチ(2.54 cm)単位で表した数字です。15.6型(インチ)のものが 普及品としてたくさんありますが,持ち運びは大変です。
CPU
コンピュータとして計算処理を実行する心臓部です。 現在の高性能のCPUは Core i5とか Core i7 と呼ばれるもので,かなり値段が張ります。 しかし,動画をバリバリという使い方でなければ,それほど拘る必要はありません。
SSD容量 または HDD容量
HDD はいわゆるハードディスクで,大抵これが付いています。250 GBもあれば問題ありません。 SSD はハードディスクと違って機械的に回転する部品がない純粋の半導体のドライブ (ソリッドステートディスク)です。 こちらのほうが壊れにくいので,SSDがあるものであればお勧めです。ただし若干 高くなります。なお最近の MacBook系はすべてSSDです。
メモリ容量
CPUが直接アクセスする重要な記憶素子です。最低でも 2GB,できれば 4GB ほしいところです。
LAN
これは教室で授業を受けるために必須です。LANケーブルも用意しましょう。 いろいろな長さのものがありますが,教室では 1 m あれば大丈夫です。
質量
重さです。2 kg以上のものはやめましょう。

買ってはいけない!

次のような機種は,買ってはいけません。

タブレットPC
これらはどれもディスク容量が 32〜64 GB と少なく,OSもさまざまなので,プログラミングには使えません。 ただし, Windows Surface Pro 2 / 3 は使用可能です。
Windows RT の機種
Windows RT はメーカー指定のアプリケーションしか使えない特殊なOSなので,まったく使いものになりません。 Windows RT は いわゆる Windows ではないのです。
Windows XP, Vista
Windows XP / Vista はサポートが終了しているので,ウイルスに対応できなくなりました。使ってはいけません。 もしも不幸にしてこれらを買ってしまった場合には,教員に相談してください。

想定機種:

2014年5月時点の各社モデルで,使えそうなものを選んであります。 価格は公開されたデータからとりましたが,およその目安と考えて下さい。

機種モデル メーカー 価格 備考・特徴
Lenovo Flex 10 Lenovo 50,000円
Inspiron 11 Dell 50,000円 Office なしを選ぶ。
HP Pavilion TouchSmart 10-e013AU (New) HP 33,000円 小さくて手頃な価格
Acer Aspire V5 シリーズ(new) Acer 44,000円 軽量で使いやすいモデル
dynabook R634/W4K 東芝 170,000円 軽量かつ高性能の機種です。
NEC Lavie G タイプ Z NEC 150,000円 超軽量かつ高性能の機種です。
Let's Note LX Panasonic 140,000円 14インチ液晶でやや大きいが軽量です。
MacBook Air Apple 90,000円〜(学生割引) 別売のLANアダプタを用意してください。
Windows Surface Pro 2 Microsoft 100,000円〜 Windows Surface 2 はメモリが足りないので不適です。

お古をなんとかしたいのですが…

経済的な事情で,お父さんのお下がりとか,あるいは中古PCでなんとかしたいという人もいるでしょう。 その場合,OS が古くなっていないかチェックが必要です。XP や Vista だったら,Windows 7 のCDを買 ってきてインストールすることが必要です。 あるいは,思い切って Linux に変身させてしまうことも 現実的な方法で,プログラミングや普段使いには何の支障もありません。むしろすっきり動きます。 教員に相談してください。


購入後にやること(重要!)

ちょっと待て!これはやらないこと.

最初にWindowsのコンピューターを起動すると, コンピュータ名とユーザー名の登録メニューが開きます. この時,日本語(全角文字)は使わないこと.半角の英数字を使ってローマ字で登録します.全角文字を使うとしばしば不都合なトラブルが起きます.

プログラミング環境のインストールとチェック

ノートPCにプログラミング環境をインストールしてください。 その案内へのリンクはこれです。 ネットワークに接続できれば家でもやれるので,まず挑戦してみてください。 かなり手間と時間と集中力を必要とする作業ですが,あなたがコンピュータを理解する第一歩です。 上のリンクを共有して,ツイッターなどで人と相談しながら進めるのもよいでしょう。

このインストールがうまくできない場合には,下の情報系教員に相談してください。

相談する人・場所

購入とインストール
小波秀雄, 中山貴夫, 宮下健輔: 研究室へどうぞ。メールでアポイントを取ると効率よく捕まえられます。
京女ネットワークへの接続
情報システムセンターのコンピュータ相談室(S校舎地下2階)