GNUPLOT の使い方


GNUPLOT を使うと簡単にデータをグラフにできて便利です. もっとも, 便利すぎるのでデフォルトの機能だけで ちょこちょこと描画するだけで終わりになってしまいがち なのは問題です. もう少しちゃんとしたグラフを描いたり, 関数のグラフを作ったり,あるいは 出力を画像ファイルにしてウェブで利用できるようにすると, その活用の幅は大きく広がります.以下,そのための テクニックをかいつまんで紹介しましょう.

目次

描画関連の操作

その他


描画関連の操作

折れ線グラフでデータファイルをプロットする

plot 'hoge.dat' with line
plot 'hoge.dat' w l

線ごとのタイトルを自分で付ける

plot 'hoge.dat' with line title 'Test 1'
plot 'hoge.dat' w l t 'Test 1'

日本語の表示は不可

3つ以上のカラムをもつデータから,プロットに使うものを選ぶ

plot 'hoge.dat' using 1:3 with line
plot 'hoge.dat' u 1:3 w l

複数のデータファイルをプロットする

plot 'hoge1.dat' with line, 'hoge2.dat' with line

長い行を分割して入力する(行末に \ を入れると次の行に継続する)

plot 'hoge.dat' u 1:3 w l,\
     'hoge.dat' u 1:4 w l,\
     'hoge.dat' u 1:5 w l

関数の値をプロットする

  plot sin(x) with line

変数を使って関数を定義し,それをプロットする

a0 = 3.5; b0 = 4.2
f(x) = a0 * x ** 2 + b0 * x
plot f(x) with line

プロットした結果を画像(PNG)ファイルにする

set terminal png size 320,240
set output 'hoge.png'
replot

この操作の後では,出力がカレントディレクトリへのファイルに向けられて, 一見何も起きないように見えるので注意.シェル画面から ls コマンドで新しいファイルの生成を確認すること.

プロットの範囲を限定する

set yrange [-1:12]
set xrange (0;100)

グラフにタイトルを付ける

set title 'This Is Title.'

日本語の表示は不可

X(Y)軸のラベルを付ける

set xlabel 'Time'

日本語の表示は不可

現在の描画パラメータをファイルに保存する

save 'hoge.plt'

GNUPLOT の描画パラメータは拡張子 .plt のファイルに 保存する.このファイルにはそれまでの描画の設定がすべて 書き込まれているので,これとデータファイルがあれば 再び同一のグラフを作成することが可能である.

なお,パラメータファイルはテキストファイルなので, いったんセーブされたものをエディタで 編集して,中身を修正することも可能だ.

パラメータをファイルから読み込んで描画する

load 'hoge.plt'

有用なサイト


小波秀雄